仮想空間での仏事提供サービスからでした



都心部での住宅事情、ライフスタイル・価値観の変化、核家族・単身世帯の増加、そして世界で最も高齢化が進んでいる日本。
仏事も大から小、多から少、高から廉へと変化しているのことが肌で感じることができます。お葬式では家族葬の割合が全体の半数を超えてきており、またお墓をもたず(墓石を建立〈こんりゅう〉せず)樹木葬や海洋散骨といった形で故人を供養する方法も増加傾向であります。また、仏壇や墓石の維持・管理も都心部への人口集中化による遠距離帰省が伴い、疎遠となりがちではないでしょうか。
そんな中、オンライン環境であれば世界中どこにいても「お墓参り」ができるものがあれば、こういった問題が解決できるのではないかと検討を始めたのが、「仮想空間での仏事」でした。

ブランドコンセプト_仏事提供サービス







世界でまだまだ障壁が高いVR・AR



ブランドコンセプト_VR・AR

日本で、いや世界でまだまだVR(バーチャル・リアリティ)やAR(オーグメンテッド・リアリティ)への認知度は低いと感じています。またゴーグル装着が必須。これ懸念される方多いですよね~。
VR・AR産業に関しては、当面は市況観察が必要であるとし、「エンディング産業」に精通していない我々はどうしていくのか?が次の課題となりました。








「木」の村で ものづくりから



我々は、「ものづくりの会社です」
なかなか頭の転換も大変なのですが、「BUTSUDAN」をつくる方針となりました。

「仏壇」という響き、日本人にはもちろん馴染みのある言葉であり、ご家庭の仏間に置かれている方も多いのではないかと思います。私も幼少期に狭い家に一畳ほどもあるドでかい仏壇が置いてありました(なんか家の中に家があるみたいな感じ(笑))

その「仏壇」、使用する側として馴染みがありましたが、「つくる」となると、なにか障壁が高いような。。。
そこで我々は、「Ending Furniture」と造語をつくることで “少しLight” な装いを引き立たせることにしました。「最期の家具」ではなく、「故人の想い出がたくさん詰まったスマートフォンを添える(置く)家具」として製作への取り組みを開始いたしました。

「ものづくり + 家具 = 木」
「日本の伝統(産業) + 木 =  木工」
「木工 +  関西(我々の本拠地) = 奈良県川上村」

上の3つの公式(?)はすぐに出てきました。
答えは、「川上村で、木材を使い、Ending Furnitureを創る」

奈良県吉野郡川上村。
奈良県の南東部に位置し、面積の(なんと!)95%が山林というロケーション。吉野川の最源流にも位置し、吉野林業発祥の地として、日本遺産にも認定されています。
林業の村には木工産業が栄え、日本から腕っぷしの木工職人が集まる地。そんな木工職人らと今回のプロジェクトはスタートしました。

豊富な木材、豊かすぎる自然に囲まれた地で、わたしたちは新たな故人への供養の形をご提供していきます。

ブランドコンセプト_丹生川上神社
ブランドコンセプト_菊谷木工所
ブランドコンセプト_studioJig
ブランドコンセプト_阪本

わたしたちのブランドロゴについて



●文字
「M」と「P」のアルファベットです。
 MP|Mobile Phone(モバイルフォン)

●形

MとPで手が合わさっているようにみえませんか。


●色
瑠璃色|仏陀の頭髪の色として「定根」を表す。青い髪は、心が穏やかで動じない強い精神力(定根)を意味します。

金剛色(マリーゴールド)|非常に硬く、何物にも壊されない知恵や菩提心を象徴します。


故人が残したスマートフォンへの祈り、此岸(現世)と彼岸を結ぶ門(GATE)。そうして我々の「Ending Furniture」が生まれました。

 


「MOON」ロゴについて


皆さんご存知ですか?
我々が生活している地球の周りを月は回っています(天文学上の公転周期は27.32日)また、月までの距離は近時点で356,000km、遠地点で406,000km。「スーパームーン」と呼ばれる満月が大きく見える現象は、近時点にあるからです。大阪~ニューヨークまでの距離が約11,000kmとなるので、35回のフライトに相当します(マイルが溜まる笑)そう考えるとすごく近い存在に感じませんか。地球を一定の距離に保ちながら周回している地球の惑星「月」。常に寄り添い、地球を見守ってくれています。

「地球とは、家族(現実世界に生きている人)、月とは、故人。
故人はいつもあなたのそばで、あなたのことを見守ってくれています」
 
この想いで、EndingFurnitureとロゴが完成しました。